結婚式記念日より家のオーナーと過ごすと決めた理由

去年の10月31日。ハロウィンの日。

私とひとしはニューカレドニアで結婚式をした。

あのバッタバタな日々から1年。

まだまだ落ち着いていないけれど青空の下で綺麗な海を見ながらのガーデン挙式。今まで生きてきた中で最高の時間だった。

そして夜はハロウィンイベントのしてる水上クラブへ。式後のクラブ。なんて楽しい1日だったんだ。

そんな式からあっとゆーまに時間が経ち、カナダで本場のハロウィンを迎えることに。

おれ、コスプレとかしたくない。ハロウィンだけど普通に食事行かない?と言われまぁいいかと。おっけ!じゃあ記念日だしレストラン行こう!となっていた。

部屋のオーナーに予定を聞かれるまでは。

「明日のハロウィンどーするの?」

「んー結婚式記念日だからどっか行こうと思ってるよ」

「僕と過ごさないの?ハロウィンだよ!3人でハロウィンとアニバーサリー過ごそうよ」

え。。どゆこと?3人でアニバーサリーって。

私とひとしの話し合いが行われる。

オーナーたぶん1人でハロウィンとか寂しいんだよね、きっと。まあいーか。入籍日じゃないしレストランは他の日に行こう。

今日しかハロウィンは味わえないし。うん。オーナーと過ごそう。

「一緒に過ごすよ」

そう言ったら嬉しそうに近くでイベントやってないか調べてた。

 

ひとしは最近週末のイベントに向けて仕事が忙しい。

でもここはカナダの会社。「アニバーサリーでちょっと早く帰りたい。。」と言ったら快く「そーなの?!そりゃ早く帰りなー!!」「いや、でももうちょっとはできるから。」「いやいや、いーから早く帰りな」というなんとも優しい人たち。

ひとしのボスは記念日とか大事にする人で忙しいのに快く早く返してくれた。

海外の企業こういうところがやっぱりいいよね。大事なものの順番をちゃんと守ってる。

そしてひとしがサプライズ?で買ってきてくれたステーキとケーキを3人で食べる。そして本場のハロウィンを見に近所へ車で行く。

家のデコレーションが可愛すぎる。

仮装をした子供たちがバックを持って、飾り付けしてあるおうちの玄関をノック。

なにこの可愛いイベントは!!ハロウィンは本来これよね。

小さいスーパーマンやらプリンセスやらおばけやら怪獣やらがぞろぞろ歩いてる。

癒されるー!!!

私達の大好きなパブもハロウィン仕様。

大量の木を燃やして子供たちが消防署の水を噴射するイベントも。ちょっと意図がわからないけど。火の周りはあったかい。

楽しい記念日だった。リアルなハロウィンを見れたのは良かった。

そしてオーナーも疲れたけどいい夜だったとにこにこ言ってくれた。よかったよかった。

もし年取ってハロウィンのある国にいたら子供たちにお菓子大量に買って庭とかデコレーション張り切っちゃうな。

日本にもあればいいのに。そんなことができるくらい安心できる国になってほしいな。

ちなみに次の日ひとしがボスに家で3人でステーキを食べてる写メを見せたら

「OH MY GOD!だれだ、記念日なのに一緒に写ってるこいつは。」

ってなって急遽日本食レストランを予約してくれご馳走してくれ2人で祝えました。本当に素敵なボス。ありがたいし優しさが嬉しい。ぜひ日本に来てほしい。

でも私はオイスターバーに行きたいのでもう一回祝えるなと。らっきー♪

そんな記念日でした。